2017年12月31日

Intel CPUの変遷を、主にモバイル観点でまとめてみる。

概要

Intel CPUの変遷を、主にモバイル観点でまとめてみる。情報源はwikipedia。

  • Uシリーズ:低電力版でモバイル向け。パフォーマンスもそこそこ。
    • なお、本記事では「TDP15WのCore i7」を「Uシリーズ最上位」と見なす(より高いTDPは、外す)。
  • Yシリーズ:さらに低電力重視。パフォーマンスは少し落ちる。

Core i系での世代の見分け方。

  • 型番「Core iX xxxx」の一番最初の桁が世代を表す。「8xxx」なら8世代。「7xxx」なら7世代。

Core系

  • 【未】第9世代:Cannon Lake(2018年予定〜)- 10nm と言われている。
  • 第8世代:Coffee Lake(2017年8月〜)- 14nm ※世代も同じ「第8世代」。
    • 投入は、(現時点では)デスクトップ向けのみ。
  • 第8世代:Kaby Lake Refresh(2017年8月〜)- 14nm
    • 投入はUシリーズのみ。
    • Uシリーズ (TDP 15W) が2コアから4コアになった。
    • Intel HD Graphics から Intel UHD Graphics に GPU のブランド名が変更になり、HDMI 2.0 に対応した
    • Uシリーズ最上位:Core i7 8650U, 4core(8thread), 1.9-4.2Ghz, TDP:15W
  • 第7世代:Kaby Lake (2016年8月〜)- 14nm
    • 動作クロックが上昇。
    • Uシリーズ最上位:Core i7 7500U, 2core(4thread), 2.7-3.5Ghz, TDP:15W
  • 第6世代:Skylake(2015年8月〜)- 14nm
    • 新しいアーキテクチャの導入が様々に行われているようなんだけど、「モバイルノート」の観点だと、さほどピンとくるものが無い。
    • Uシリーズ最上位:Core i7 6660U, 2core(4thread), 2.4-3.4Ghz, TDP:15W
  • 第5世代:Broadwell(2014年9月〜)- 14nm
    • 新しいアーキテクチャの導入が様々に(以下略。上同)。
    • Uシリーズ最上位:Core i7 5650U, 2core(4thread), 2.2-3.2Ghz, TDP:15W
  • 第4世代:Haswell (2013年6月〜)- 22nm
    • 省電力化が進んだ。且つ同じクロック数でも、性能が向上。
      • Intelの発表によれば「10%以上の速度向上が見込める」とのこと。
    • Uシリーズ最上位:Core i7 4650U, 2core(4thread), 1.7-3.3Ghz, TDP:15W
  • 第3世代:Ivy Bridge (2012年4月〜)- 22nm
    • 先代(第2世代、Sandy Bridge)と比較して、省エネ化が劇的に促進。
      • Intelの発表によれば「3Dトライゲートトランジスタ(2D 平面トランジスタとの比較で同一パフォーマンスレベルで消費電力が50%少ない)」と表現されている。
    • Uシリーズ最上位:Core i7 3687U, 2core(4thread), 2.1-3.3Ghz, TDP:17W

雑感

当方は、先代のモバイルノートPCが Ivy Bridgeで、今代のモバイルノートが Kaby Lake。 4年半近くの差があるわけだけど、機種変更して一番感じたのは「負荷に応じたクロックUpとDownが滑らかになった」ってこと。 瞬間的に高負荷化がかかる作業をするときの詰まりが無くなって良い感じ。それでいて適切に低クロックに落ちてくれるので、省エネ観点でも満足できるようになった感。

Atom系

  • 第6世代:Gemini Lake(2017年12月〜) - 14nm
    • PentiumN、Celeron Nブランドが出荷されている。Atomブランドで出荷無し。
    • モバイル向け最上位:Pentium Silver N5000, 4core(4thread), 1.1-2.7GHz, TDP:6W
  • 第5世代:Apollo Lake(2016年9月〜) - 14nm
    • PentiumN、Celeron Nブランドが出荷されている。Atomブランドで出荷無し。
    • モバイル向け最上位:Pentium N4200, 4core(4thread), 1.1-2.5GHz, TDP:6W
  • 第4世代:Braswell(2015年4月〜)/ Cherry Trail(2015年3月〜)- 14nm
    • Pentium N, Celeron N, Atomのブランドで出荷されている。
    • モバイル向け最上位:Pentium N3700, 4core(4thread), 1.6-2.4GHz, TDP:6W, CPU Mark:1852
    • モバイル向け省エネ最上位:Atom x7-Z8700, 4core(4thread), 1.6-2.4GHz, SDP:2W, CPU Mark:1912
  • 第3世代:Bay Trail Refresh(2014年3月〜) - 22nm
    • 投入はAtomのブランドのみ。
    • 内臓GPUが強化された。
    • モバイル向け省エネ最上位:Atom Z3745D, 4core(4thread), 1.33-1.86GHz, SDP:2.2W
  • 第3世代:Bay Trail-M(2013年9月〜) / Bay Trail-T(2013年9月〜) - 22nm
    • Pentium N, Celeron N, Atomのブランドで出荷されている。
    • モバイル向け最上位:Pentium N3540, 4core(4thread), 2.16-2.66GHz, TDP:7.5W
    • モバイル向け省エネ最上位:Atom Z3740D, 4core(4thread), 1.33-1.86GHz, SDP:2.2W

雑感

そうか、Atomブランドって、2015年を最後に新しいのは出てなかったのか。。。 当方は、Bay Trail Refresh のWindowsタブレットを持っているが、これは当時「何というバッテリー駆動時間の長さ!且つ使い物になるスペック!」って驚いたものだった。後継としては Cherry Trail の Atom x搭載がねらい目なんだろうけど、もう2年半以上前か。アーキテクチャの後継としては Pentium Nになるんだろうけど、、、TDP 6Wか。Atom系の2Wは衝撃だったからなぁ。だったら、Core iのUシリーズ or Yシリーズの方が、、、と思ってしまう(価格の観点ではPentium Nも選択肢に入る、か)。

PentimuとCeleronについて

結論から言うと「位置づけが良く分からない」。 強いて言うなら、低価格なヤツラ(省エネか否かは別)、くらいに捉えておくべきか。

  • Core i系のアーキテクチャに基づいた、PentiumとCeleronブランドも出荷されている。
    • 1〜2世代前(時に3世代前)ベースの物がPentiumブランドで売られてるように見える。
    • 2〜3世代前ベースの物がCeleronブランドで売られているように見える。
      • もちろん、その分だけ価格は安い。
      • 完全に「前世代」というよりは、「プロセスルールは同世代、それ以外の追加機能は見送り(で前世代を踏襲)」かな。
  • Atom系のアーキテクチャに基づいた、PentiumとCeleronブランドも、2013年から(第3世代)は出荷され始めている。
    • Atomとしてのブランドは、2016年以降発表無し(「後継作る気ない」とIntel公式発表済み)だからなぁ。
    • Pentium / Celeron で、型番が「N〜」で始まれば、Atom系のアーキテクチャに戻づいたヤツ、みたい。

参考サイト

posted by ほしまど at 22:21| Comment(0) | TrackBack(0) | メモ書き
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